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セピオライトを日常で使う

セピオライトは小さな孔をもつ粘土です。その吸着力を利用して、脱臭・調湿・油の吸着などの身のまわりの簡単な用途で使えます。

脱臭材としてセピオライトを利用する

白い袋は、100円ショップで購入したお茶出しパックです。大きさ10cm×10cmで40枚入っています。袋一杯に詰め込めば、100グラムくらい入ります。素材は不織布で通気性もよく、経済的です。ただ、パックの目が粗いので、細かい粉が漏れてしまいます。このままでも使えないことはないのですが、外装を工夫すればよいでしょう。 通気性があれば何でもかまいませんので、ハンカチなどで包んで、タンスや靴箱に使えば、脱臭、湿気対策に有効です。冷蔵庫にも使用できます。

※脱臭剤を作る
脱臭材用途のセピオライト

機械オイルや危険な液体をセピオライトに吸着させる。

突然こぼした油の処理は、困りものです。写真は機械オイルですが、床にこぼした場合で、セピオライト(4-30メッシュ)を直接使います。自重の60%程度の油を吸着しますので、周囲をセピオライトで囲み、最後にホウキやスコップなどでかき混ぜてください。セピオライトは酸・アルカリにも強く、液体ならあっという間に吸い込んでしまいますので、工場の毒劇物の緊急回収用として備えつけておくのも良いでしょう。

※機械オイルを吸着するセピオライト
工場の機械オイルを吸着するセピオライト
※コンロに敷いて、さんまを焼く。
魚の脂を吸着するセピオライト

焼いたときに出る、魚から落ちるあぶらをセピオライトが吸着します。通常の水を張って焼く場合との大きな違いは、受け皿が、あぶらでギトギトとした状態がなくなり、手入れが楽になります。魚臭いにおいもかなり吸着してくれますので、おいしく焼きあがります。セピオライト自体は無機系の鉱石ですので燃えることはありませんが、セピオライトを全く交換せずに使い続けると、吸着した油で発火のおそれがあり、魚を焼く数量にもよりますが、数回を目安に新しいセピオライトと交換します。地元のある居酒屋さんで好評です。

ペット用のトイレとして敷く。

ハムスターのトイレです。 最初はこの場所以外でもオシッコをしますが、賢いので、すぐに覚えて必ずこの場所でするようになります。においがしないのが気に入ったのでしょうか今では、砂浴びもします。敷き砂ではベントナイトがありますが、水分で膨張する現象が起きます。セピオライトは水分で固まりにくく、食べてしまった場合におなかの中では詰まらないため、敷き砂としても使用できます。セピオライトは15-30メッシュ(大きさ1mm位)を使用しています。

※ハムスターのトイレ敷き砂として使用
ムスターのトイレ敷き砂として使用
※インコの鳥かご内に敷き詰めて使用
インコの鳥かご内に敷き詰めて使用

セキセイインコとオカメインコの写真です。鳥かごの下にセピオライトを敷き詰めています。セピオライトを約300g使用しています。写真を提供していただいたF様宅では、ベランダを改造されてそこで、2匹のオカメインコも飼われています。そこに、セピオライトを使用されています。においがしなくなったとご意見を頂きました。ご協力ありがとうございました。セピオライトは4-30メッシュを使用しています。

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