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窯で焼く竹炭の製造工程(その1)

阿南竹炭生産組合

徳島県阿南市にある阿南竹炭生産組合さんでの竹炭の製造工程を掲載します。大変貴重な画像もありますので、興味のある方は是非ご覧ください。

竹林に囲まれた窯元

※窯元と竹林
竹林に囲まれた窯元
竹林に囲まれた窯元の風景その2

伐採

材料となる竹の伐採からです。伐採は通常8月~12月の時期に行ないます。

伐採前

調材

伐採後、竹割り機で十字に割り、大きさを調整します。竹の繊維と同じ方向なので、裂けるようにスパッと割れます。

※竹割り機
調材:竹を均等に縦割りにします。

気乾

カットされた竹を束にして保管します。およそ、3ヶ月間の自然乾燥で、含水率が調整されます。

※保管場所
気乾:3か月間、自然乾燥させます。
※窯に投入される前の竹束
乾燥後の竹材

窯場の全体写真です。資機材も整理整頓がなされ、管理の行き届いたきれいな作業場です。

※窯場の全体写真
作業場の全体写真です。

窯内に竹材を搬入

竹束を窯内に運び入れます。足元は運搬レールが設置されおり、窯の中まで効率よく運び入れます。窯の中で、もう一人の職人さんが竹を受け入れます。

※窯内へ竹材搬入
窯内へ竹材を搬入する様子。

竹材の建込み

隙間がないように天井まで竹材をびっしりと詰めていきます。隙間があるとそこに空気の流れが偏ってしまい、その周りが集中して焼けてしまうそうです。

※竹材の建込み
竹材の窯内を並べる様子。

竹材は、窯口の手前いっぱいまで並べられます。その後、窯口の窓が作成されます。

※建込み完了
竹材の建て込みが完了です。

窯口の作成

窯口には、点火口、空気量調整口、開閉窓が取り付けられます。 窯土が下から盛りつけられて窓が固められていきます。

※窯口の作成
窯口の作成

こちらは窯土です。窯に使用される土は乾燥に強く、収縮によるひび割れが起きにくいものが使用されます。粘土成分が主体です。

※窯土置き場
窯土置き場

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竹炭の製造工程(その2)